本記事では、N SuiteでMPCを初めて使用する際の初期設定の方法を説明します。この初期設定では、MPCのKey Share Groupを作成し、そのKey Share Groupの一部であるKey Shareを端末へ保存します。
操作手順
Step 1: MPCの有効化の開始(PC(N Board)で操作)
- 組織の「設定」タブで「MPCを有効化」をクリック
- 署名画面の設定画面が表示されたらPC側の操作は終了
Step 2: 署名鍵の作成(N Suiteアプリで操作)
- ホーム画面の青いバナーの「開く」ボタンをタップ(通知されるプッシュ通知をタップでも良い)
- 「次へ」ボタンをタップ
- 署名鍵作成中の画面が表示されるため、画面が切り替わるまでしばらく待つ(数分かかることがある)
- 「OK」をタップ
- リカバリーパスフレーズを入力し、「OK」をタップ
- 設定したリカバリーパスフレーズを入力し、「OK」をタップ
- リカバリーパスフレーズを忘れないように保管したことを十分に確認し、チェックボックスにチェックを入れた後、「OK」をタップ
Step 3: MPCが有効化したことの確認(PC(N Board)で操作)
- 組織の「設定」タブのMPC欄に「有効」と表示されていることを確認する(有効になっていれば、有効化は完了)
これで、MPCの有効化の作業は完了です。 MPCを有効化したユーザー以外に申請実行をさせたい場合は、MPC署名権限の付与に関する記事を参照のうえ作業を進めてください。
この記事は役に立ちましたか?
それは素晴らしい!
フィードバックありがとうございます
お役に立てず申し訳ございません!
フィードバックありがとうございます
フィードバックを送信しました
記事の改善におけるご協力ありがとうございます。