IAMポリシーの作成:秘密鍵の署名権限を作成する手順

変更日 金, 13 9月 で 11:42 午前


IAMポリシーとは? 
AWS KMSでは、鍵の作成、使用、管理を行う際に、アクセス制御を行うためにIAMポリシーを使用します。IAMポリシーは、誰がどの操作を行えるかを定義し、特定のKMSキーやリソースへのアクセスを制限・許可するためのルールセットです。本記事では、IAMポリシーを作成し、秘密鍵の署名権限を定めます。


組織によって署名権限の付与のパターンが異なります。
全社共通で同じ秘密鍵を使用するパターン(下記図)では下記Step4を参照してください(Step5は割愛)

プロジェクトや部署毎に異なる秘密鍵を使用するパータン(下記図)ではStep5を参照してください(Step4は割愛)




TABLE OF CONTENTS



Step 1: AWS マネジメントコンソールのIAMの画面で、「Policies」を選択し「Create Policy」をクリック



Step 2:「Create Policy」で、Serviceに「KMS」を指定



Step 3: 「Create Policy」で、Actionsを下記の画像のとおり設定

  • 「List」と「Read」は全てにチェックを入れ、「Write」は「Sign」にチェックを入れる



Step 4: AWS KMSに作成した全ての秘密鍵の使用権限を付与する場合

  • Create Policy」で、Resourcesを下記のとおり「All resources」に設定



Step 5: AWS KMSに作成した特定の秘密鍵の使用権限を付与する場合

  • (下記の手順で付与したい秘密鍵のARN情報を事前にコピーしておきます)
  • KMS > Customer managed keys にアクセスし秘密鍵の一覧を表示させる
  • Alias / Key id のいずれかをクリックし詳細画面を開く



  • ARN 情報を四角のコピペ用のアイコンをクリックし、クリップボードにコピー



  • 再度Policyの編集画面に戻り、Policy「Specific」を選択し、「Add ARN」をクリック



  • Add ARN(s)で、Specify ARN for Keyの欄にクリップボードの情報をペーストする



  • 使用権限を付与したい秘密鍵のRegion / Account / Key idの項目が自動的に反映されたことを確認



Step 6: 「Next Tags」をクリック



Step 7: 「Next Review」をクリック



Step 8:  任意のpolicy名を入力し、「Create policy」をクリック




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