AWS KMSの秘密鍵作成手順 (Windows向け)

変更日 火, 26 3月 で 2:33 午後

こちらの手順ではWindowsのコマンドプロンプトを使用します。あらかじめ使用方法についてご確認ください。




1) AWS CLIのインストール



1)  AWSCLIV2.msi ファイルをダウンロード


https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.msi 


2) ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストーラを起動


3) 画面の指示に従って、AWS CLIをインストール



2. AWS CLI操作用のAWSユーザー作成


1) AWS マネジメントコンソールのIAMの画面で、「Users」を選択し、「Add users」をクリック




2) 「User name」に任意の名前を入力し、「Next」をクリック





3) 「Attach policies directly」を選択し、AWSKeyManagementServicePowerUserという名前ポリシーにチェックを入れ、「Next」をクリック




4) 「Create user」をクリック


5) IAMユーザーの一覧に画面が遷移するので、作成したIAM ユーザーを開く




6) Security credentials をクリック




7) 下にスクロールし、Access keys内のCreate access keyをクリック




8) Application running outside AWSを選択しNextをクリック



9) Create access keyをクリック



10) Access key createdと表示されれば成功です。次のステップで使用しますので、Access key / Secret access keyをセキュアな環境に控えて下さい。


この画面を閉じると、Secret Access Key は二度と確認できなくなります。画面を閉じる前に、必ず情報を控えてください。


3. AWS CLIの設定


1) AWS CLIの認証用の設定ファイル作成


コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行。(実行するとAWS CLIの認証用の設定ファイルが作成されます。)


aws configure



コマンド実行時に設定する値は以下の通りです。

- AWS Access Key ID:手順「 2. AWS CLI操作用のAWSユーザー作成」にて控えたもの

-  AWS Secret Access Key;手順「 2. AWS CLI操作用のAWSユーザー作成」にて控えたもの
- Default region name ;任意のregionで問題ないが、特に指定がない場合は「ap-northeast-1」を設定* - Default output format:未入力で問題なし



*AWS KMS管理コンソールとregion設定が一致していることをご確認ください!

管理コンソール右上のプルダウンメニューで確認できます。



2) 「システムのプロパティ」を開き、環境変数をクリック




3) AWS CLIの認証用ファイルの適用


下記の環境変数を設定。(設定すると、上記①で作成した認証用ファイルがAWS CLIに反映されます。)新規(W)...をクリックし、下記値を手動で入力します:

  • 変数 = AWS_REGION / 値(例) = ap-northeast-1
  • 変数 = AWS_PROFILE / 値 = default




4. nsuite-kmscliのダウンロード
1) nsuite-kmscliのGithubリポジトリにアクセス
2) 最新のリリースバージョンをクリック



3) 「nsuite-kmscli-Windows.tar.gz」をクリックし、実行ファイルをダウンロード




4) nsuite-kmscliの実行ファイルを任意のディレクトリに格納


ダウンロードした、「nsuite-kmscli-Windows.tar.gz」を解凍し、ファイル「nsuite-kmscli.exe」を任意のディレクトリに格納

5. 秘密鍵の作成
1) 秘密鍵の作成コマンド実行


コマンドプロンプトで、「nsuite-kmscli.exe」を格納したディレクトリに移動し、下記のコマンドを実行(コマンドが正常に実行されるとAWS KMSに秘密鍵が作成されます。)


nsuite-kmscli.exe new


2) 作成した秘密鍵の確認


下記のコマンドを実行すると、AWS KMSに作成した秘密鍵に対応するアドレスが一覧で表示され、秘密鍵が作成されたことを確認できます。(秘密鍵自体は表示されません。)


nsuite-kmscli.exe list











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